東京支部

東京支部は、関東のCASA会員がお互いに交流できる“場”です。
一ヶ月に1回勉強会中心の“定例会”の開催ほか、イベント出展や学習会の開催などを行っています。
CASAの会員であれば、どなたでも参加できます。また、CASA会員以外の方の参加も歓迎です。
CASA東京定例会議事録
日時:2026年8月9日(日)13:30-16:30
1.自然エネルギー財団「市民の再エネを増やす可能性・プラグインソーラーの普及に向けて、ドイツの動向と導入事例」ドイツのプラグインソーラーの普及について試聴した。
プラグインソーラーは、ベランダなどに小型太陽光を設置、インバーター(直流で発電をするので交流に変換)を介し、独立型でバッテリーを用意するのでなくコンセントに直接入れる。ドイツ政府は 800W以下の太陽光について(2024年から)、特別な工事なしに家庭などがこのシステムを導入することを制度として可能にした。電気店やホームセンターなどで太陽光パネル・小型インバーター・電源プラグ のセットを購入可能(規格がある)。800Wでも昼間の家庭の需要の一定割合(集合住宅で大きな消費電力の家庭でなければ多く)を賄う。
プラグインソーラー一式は5-10万円で設置でき、投資回収年3年程度と報告されていた。
これが大きく寄与しドイツでは太陽光発電設備容量が急増している。 (なお日本では制度で資格者による特別な工事が必要である)
質疑
10万円で投資回収3年など驚くほど安い。家庭の電源プラグにそのまま差し込めるようにしたため手軽である。このようなシステムが制度でできると多くの家庭などで取り組め、設備普及も加速すること ができる。この対策は同時に電気代高騰対策になっている。
2.最近の温暖化エネルギー政策などの動き
最近の政策の動き、営農型太陽光普及を厳しくすること、再エネの普及の経産省審議会の2030年目標達成状況など、報告を受けて議論した。
3.次回日程
9月5日13:30から開催することを決めた。
CASA東京定例会議事録
日時:2026年7月19日(日)13:30-16:30
1.「日本における系統用蓄電池」工藤美香 自然エネルギー財団 主席研究員・日本の系統用蓄電池は、高く売れる需給調整市場が9割を占める。
・日本では、ネガティブプライスがない等、電力の価格差が欧州に比べ小さいので、卸電力市場で、安い時に買って、高い時に売るやり方が少ない。
質疑
需給調整市場には限りがあるので、系統用蓄電池をさらに増やすには 卸電力市場で、もっと利益が出るような制度が必要ではないか。
2.最近の温暖化・エネルギー政策などの動き
最近の動きについて、経産省の2つの審議会の資料を見て、議論した。
3.次回日程
次回は8/9(日)13:30より開催することを決めた。
2026/6~2025/12を見る
CASA東京定例会議事録
日時:2026年6月14日(日)13:30-16:30
政府は、ホルムズ海峡危機に際し、なぜ省エネや再エネを言わないのか。
このエネルギー価格高騰が起こってもまだ対策が経済にマイナスだと思っているのではないか。
最近の動きについて報告を受け、議論した。
7/19(日)13:30より開催することを決めた。
CASA東京支部定例会議事録
日時:2026年5月3日(日)13:30-16:30
1.報告(1)「自然エネルギーで日本を守り強くする」(1月23日 自然エネルギー財団) [テーマ1]太陽光発電がエネルギー転換を先導 より3講演(27分)
質疑
(太陽光の電力に占める割合が10%を超えた。工期も短く、乱開発防止の制度を作ることができると報告された。) ペロブスカイトの価格が改めて高いことがわかった。まだ商品化していない。劣化があり「何年保証」と言えない可能性。寿命が短ければkWhあたりの単価も高い。一方すぐにでも価格が下がるような期待があり、販売開始まで太陽光設置を待つような風潮がある。
(2)「最近の温暖化エネルギー政策などの動き」
日本の化石燃料価格補填政策、日本と世界の2024年までの排出量統計、先進国で広がるデカップリング(経済発展しながら排出量は大きく減らす)、農水省の望ましい営農型太陽光の委員会など、最近の動向や政策などを見て議論した。
2.次回日程
6月14日(日)午後1:30からインターネット会議で開催することを決めた。
CASA東京支部定例会議事録
日時:2026年4月12日(日)13:30-16:30
1. 報告自然エネルギー財団「REvision2026:15年の軌跡と未来への展望」冒頭発言 末吉 竹二郎 自然エネルギー財団 副理事長 EUは高い経済成長でCO2排出を減らした。日本はEUの半分の経済成長で排出削減はわずか。脱炭素対策は経済に直結。 分析によると日本は「クリックサイクル」、何かあると応急対応するがちょっと効果がでると安心してやめてしまう。 日本は政策討議をオープンにする必要がある。エネルギー関係者だけではいけない。 気候変動の危機感、気候変動の経済生き残りの危機感がともにない。古いものを壊す覚悟、新しいものを生み出す勇気が必要。
討議
経済構造が変わらないと気候変動に対応できない。しかし現状維持。ただし、働いている人がみんなそう思っているわけではない。
電力業界は国際競争がなく、海外の動きで政策を決めていない。
2.最近の温暖化・エネルギーの動き
最近の政策(価格補助中心の政策、電気事業法改正で大型発電に公的融資、太陽光リサイクルなど)などの報告を受け、議論した。
3.次回日程
次回定例会を5/3(日祝)13:30からインターネットで開催することにした。
CASA東京支部定例会議事録
日時:2026年3月15日(日)13:30-16:30
1. 報告(1)日本学術会議「炭素中立社会への賢明かつ公正な移行に向けた産官学連携の実践」から「賢明な移行・公正な移行」(大塚直教授)
資料
https://www.scj.go.jp/ja/event/pdf4/392-s-0218-s8.pdf
議論
「賢明な移行」:国際的にも必要性が認識されている「公正な移行」の前に、日本の中長期的国益を踏まえてをやっておこうとしているのか。
日本では、対策/産業をドラスティックに変えようとしていないために「公正な移行」の扱いが軽いように見える。雇用を変えていく切迫感がない。
ウェルビーイングと環境、暮らしやすさや健康・幸福感。環境省の補助金提案でもウェルビーイングが成立するように移行しつつある。
脱炭素にお金がかかるという世間の見方に対して反論する根拠。
きちんとやれば、あと数十年で化石燃料産業や発電産業が移行する。例えば発電所、流通など石炭全体、港湾、貯蔵、運用、石炭灰など、何万人も関与している。それを国産再生可能エネルギーに置き換 えると要らなくなる。
脱天祖への産業転換の中で、仕事や雇用を考えてほしい。そもそも計画がはっきりしていないといけないが、従来の延長線で考えているため、それがない。
(2)「最近の温暖化エネルギー政策などの動き」
最近の温暖化・エネルギー政策の動き、米国・イスラエルのイラン攻撃で化石燃料価格が高騰していることとその対応政策の報告を受けて議論した。省エネ再エネは当然化石燃料高騰対策になるのだが、 これまでの日本の温暖化対策・政策の結果は機能しているのか、化石燃料補助金や化石燃料への税の引き下げなどはどうか、再エネ政策はどうか、など議論した。
2.次回日程
4月12日(日)13:30よりインターネット会議で開催することを決めた。
CASA東京定例会議事録メモ
日時:2026年2月15日(日)13:30-16:30
1. 報告(1)「生物多様性と両立する 自然共生型再エネの可能性」
質疑
欧州の例。自然の状況を大事にする考え方と、地元優先で地元で適地を考えるという方法もある。欧州で自然保護団体の意見をすくい上げる。
日本で、業者が作りたいと言った時に、行政がNGOの意見を聞こうなどということがないか少なく、制度に形式的に触れなければ許可する。
(2)「最近の温暖化エネルギー政策などの動き」
10kW以上太陽光を買取制度対象から外す政策、太陽光リサイクル政策などをもとに議論した。
2.次回日程
3/15(日)午後1:30よりインターネット会議で開催することにした。
CASA東京定例会議事録
日時:2026年1月4日(日)13:30-16:30
1.1. 報告について(1)「日本の鉄鋼業の脱炭素化 今取り組むべきこと」
自然エネルギー財団の報告を聞き、石炭と鉄鉱石で製造する高炉製鉄の割合が大きい日本の鉄鋼の対策を議論した。報告は直接還元法(高炉とは異なる)を中心に据えていたが、スクラップ鉄を使う電炉についても議論を行った。
(2)「最近の温暖化エネルギー政策などの動き」
経済産業省総合資源エネルギー調査会・電力システム改革の検証を踏まえた制度設計ワーキンググループ「電力システム改革の検証を踏まえた制度設計WG」とりまとめ
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/jisedai_kiban/system_design_wg/008.html
容量市場の拡張や容量市場オークションに漏れた発電所の救済策の政策検討、小売電気事業者に1年後3年後の供給の確保を求める政策、大型発電所への新設への投資をしやすくするための公的政策、などを受けて議論した。(これはパブリックコメント中)
経済産業省総合資源エネルギー調査会・排出量取引制度小委員会取りまとめ
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/emissions_trading/index.html
GX推進法の下で経産省により準備されているGX 排出量取引制度について報告を受けて議論を行った。
2.次回日程
次回東京支部定例会を2/15(日)午後1:30よりインターネット会議で開催することを決めた。
CASA東京定例会議事録
日時:2025年12月7日(日)13:30-16:30
1.「テキサスおよびカリフォルニアの再エネ・DER・電力システム」高橋・法政大学教授のカリフォルニア州とテキサス州の視察報告の録画を見て、議論した。
https://www.isep.or.jp/event/15302
2.最近のエネルギー・温暖化の動き
気候変動枠組条約COP30、日本のGX排出量取引制度の経産省審議会での制度設計、などの報告を聞き議論した。
COP30報告はCASAで実施(12/13大阪で開催、オンラインでも聞ける)、CANJapanなどでも実施される。
3.次回日程
次回定例会を1月4日(日)13:30よりインターネット会議で開催することにした。