CASA年表・歩み2002年

12月  第31回気候変動問題研究会
11月  WSSD報告会(いずみ市民生協、パルコープ)(鳥取)
 地球環境大学第6回講座
10月  ヨハネスブルグ・サミット報告会(WSSD学習会⑦)(13日埼玉、20日大阪)
 COP8へ参加(インド・ニューデリー)(~11月)
 WSSD東京シンポジウム、WSSD倉敷報告会
 地球環境大学第5回講座、第2回課外講座
9月  地球環境大学第4回講座
8月  「持続可能な開発に関する首脳会議(WSSD)」参加(~9月)
7月  WSSD学習会⑥
 地球環境大学第3回講座
6月  WSSD学習会⑤
 地球環境大学第2回講座、第1回課外講座
5月  WSSD学習会④
 第10期地球環境大学第1回講座
 第30回気候変動問題研究会
4月  WSSD学習会②、学習会③
3月  WSSD学習会①
2月  公開セミナー「マラケシュ合意の分析と今後の課題」(東京)
1月  省エネチャレンジ交流会

持続可能な開発に関する首脳会議(WSSD)に向けた学習会の開催

 1992年のリオ・デ・ジャネイロの地球サミットから10年。2002年8月26日から9月4日まで、国連は南アフリカのヨハネスブルグで「環境と開発に関する世界首脳会議(WSSD)」を開催しました。CASAでは、WSSDに向けて3月から6月までに6回の学習会を開催しました。4月21日の第3回学習会では、外務省の主任担当官からWSSDの準備状況の報告を受けるとともに、意見交換を行いました。また、WSSD終了後の10月6日には、WSSD参加報告会を開催しました。


持続可能な開発に関する首脳会議(WSSD)

 WSSDの任務は、リオで合意された行動計画「アジェンダ21」の実施状況を検証するとともに、これからの10年の数値目標をもった具体的な行動計画を策定することでしたが、「アジェンダ21」の実施状況の検証は行われず、切実に求められていた再生可能エネルギーの数値目標などは合意できませんでした。また、このWSSDまでに京都議定書の発効が目指されましたが、ロシアなどの批准が遅れ、京都議定書の発効は間に合いませんでした。WSSDには、国連の発表では191 ヵ国が参加し、首脳の参加も104人にのぼり、総参加者は21,300人だったとされています。CASAでは、CASAの行動計画である「CASAのアジェンダ21」を策定し、日本生協連、いずみ市民生協、みずしま財団、大阪府職労など7団体、34名でWSSDに参加しました。CASA代表団は11名でした。最終日には、「期待を裏切ったヨハネスブルグサミット」と題する声明を発表しました。
当時のcASAホームページ「リオからヨハネスブルグへ」

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