CASA年表・歩み2012年

 
11月   COP18(カタール ドーハ)
9月   臨時総会
8月   第20期地球環境大学 課外講座
7月   第20期地球環境大学 第3回講座
 「CASA2020モデル(Ver.4)」発表
6月   第20期地球環境大学 第2回講座
 第12期通常総会
 大阪省エネラベルキャンペーン実行委員会 シンポジウム「夏の暑さもなんのその~たのしくできる節電生活~」
5月  第20期地球環境大学 第1回講座
3月  シンポジウム「福島第一原子力発電所事故から一年~COP17の結果と福島原発事故~」
 なくそう原発3.11府民1万人集会
 シンポジウム 「オール電化と福島原発事故」
1月  臨時総会

「なくそう原発3.11府民1万人集会」参加

 原発事故からちょうど1年目となる3月11日、大阪・扇町公園で「なくそう原発3.11府民1万人集会」が開催され、CASAも参加しました。
 会場中央では、ゴスペルやコーラスに乗せて日本の未来を変えようとする歌声が響き、福島県から招かれた震災被害者の訴えもなされました。
 色とりどりの風船や旗などを手にした多くの参加者が、脱原発の思いで心をひとつにできた集会でした。
 CASAは、この日にあわせて作成した冊子「脱原発と地球温暖化対策は両立可能!~2020年25%削減と脱原発シナリオ~」を、集会参加者に約3,500部を配布しました。
 震災が発生した14時46分には、参加者全員で1分間の黙とうを行いました。その後、「人間に制御できない原発はいらない」、「No More Nuclear Power. Welcome Solar and Wind Energy!」などのプラカードを掲げながら、風船を手に、中崎町までパレードしました。PAREのシロクマくん帽子が沿道の人たちやマスコミなどの注目を集めていました。
 この集会には8,000人を超える参加者があったということです。


シンポジウム「オール電化と福島原発事故」

 3月28日、エル・おおさかで、シンポジウム「オール電化と福島原発事故」を開催しました。
 自然エネルギー市民の会の和田武代表から「福島原発事故とエネルギー政策」と題した講演があり、ひのでやエコライフ研究所の代表でCASA理事の鈴木靖文さんから「オール電化問題の現状と課題」について報告が行われました。
 和田代表からは、これからは、原発推進から再生可能エネルギー推進にしていかなければならないとして、「再生可能エネルギー特措法」について、再生可能エネルギー発電事業者にとって適切な利益と金融機関の融資を保障する制度、国民にも利益がある制度にしなければならないとの問題提起がなされました。
 鈴木さんからは、CASAが2006年以降調査・検討を続けてきた、オール電化の環境負荷についての報告がありました。2012年版の報告書は、福島原発事故によって、オール電化にかかわる環境が大きく変化したことから、原子力発電とオール電化問題について検討し、さらには宣伝表現の変化なども整理してまとめられています。また、「オール電化は環境にいいの?」という市民向けパンフレットも発行しました。


大阪省エネラベルキャンペーン実行委員会

 大阪省エネラベルキャンペーン実行委員会は、家電製品の省エネ性能の向上や省エネ性能の高い家電製品の普及を目的に、「省エネラベル」の基準・様式の統一、家電量販店での掲示率の向上を目的として、大阪府、大阪市、堺市などの行政と、消費者団体や環境団体などの市民セクター、販売事業者などの様々なセクターが参加して結成されました。
 実行委員会で実施した取り組みは、下記のとおりです。
①シンポジウムや懇談会の開催
②リーフレットやチラシの作成
③家電量販店の店頭でのモニタリング、アンケートや認知度調査
④省エネ家電の買い替えの際に、電気代の節約やCOの削減効果が比較・検討できるサイト「家電省エネ☆くらべ」の開発と普及


大阪省エネラベルキャンペーン実行委員会でシンポジウム「夏の暑さもなんのその」を開催

 6月26日、大阪省エネラベルキャンペーン実行委員会でシンポジウムを行いました。ひのでやエコライフ研究所の鈴木靖文さんから無理なく効果のある節電のしかたについて、大阪府みどり公社の吉岡牧二郎さんから「うちエコ診断」についての報告を受けました。

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