環境と貿易研究会 |
今年9月10日からメキシコのカンクンで開催された世界貿易機関(WTO)第5回閣僚会議は、
「途上国」と「先進国」の対立が最後まで解けず、何の方向性も打ち出せないままに交渉は
決裂しました。
こうしたWTOの交渉の行き詰まりの背景には、経済のグローバリゼーションに対する世界的
な市民の抗議や対抗する動きの強まりがあります。2001年1月には、世界の巨大企業の経営
者や政治家などが集まる「社会経済フォーラム」(通称:代ダボス会議)に対抗してブラジルの
ポルト・アレグレに世界の市民16,000人が集まりグローバリゼーションに批判の声をあげました。
このポルト・アレグレの集会は年々参加者が増えています。
今回の研究会では、「ポルト・アレグレ」の集会に参加した佐久間さんと、カンクンのWTO
第5回閣僚会議に参加した飯田さんをお招きし、ポルト・アレグレやカンクンでの会議や市民の
活動についてお話しいただき、意見交換したいと思います。
ぜひご参加ください。
●報 告 世界各地から市民が結集する「ポルト・アレグレ」って?
佐久間智子さん(JACSES)
WTO第5回閣僚会議 報告
飯田秀男さん(全大阪消費者団体連絡会)
●日 時 2003年12月13日(土) 午後1時〜4時
●場 所 大阪府社会福祉会館 5階 第5会議室
(地下鉄谷町線「谷町6丁目」下車、徒歩5分)
地図はこちらから http://www.osj.or.jp/kaikan/
●資料代 一般 1000円
CASA会員 500円
●申込み 参加を希望される方は12月12日までにCASAまでお申込みください。
●主 催 特定非営利活動法人 地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)
〒541-0041 大阪市中央区北浜1-2-2 北浜プロボノビル1F
TEL:06-6203-2050(平日11時〜17時)
FAX:06-6203-2051 E-mail:casa@netplus.ne.jp(24時間受付)
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