環境と貿易研究会 第1回
「環境と貿易研究会」を再開します。
昨年の「環境と開発に関する世界首脳会議(WSSD)」では、世界貿易機関(WTO)と環境条約の関係が最大の争点の1つでした。採択された「ヨハネスブルグ実施計画」では、アメリカ、日本などが主張した「環境・社会的なルールがWTOと一貫性を維持する」との文言は入りませんでしたが、WTOルールと環境条約との関係については、今後の課題として残されました。
2001年11月にドーハで開催された第4回WTO閣僚会議で、貿易や投資などのルールづくりに向けた新たな交渉ラウンドが合意されました。
この新ラウンドの交渉機関は3年(2005年1月1日まで)とされ、この新ラウンドの合意に向けた第5回WTO閣僚会議が今年9月にメキシコで開催されます。この過程で、WTOルールと環境条約との関係も議論されることになります。
そこで、当面4回の「WTOと環境条約」についての研究会を開催したいと思います。
第1回は、国学院大学の古沢先生をお招きして、WTOとは何か、どのようなグローバリゼーションを進めているのか、グローバリゼーションの功罪、などについてお話していただきます。よろしくご参加ください。
●報 告 WTOとグローバリゼーション、その光と影(仮題)
古沢広祐さん(国学院大学教授)
●日 時 2003年3月29日(土)午後6時から8時30分
●場 所 大阪産業創造館15階
地域コミュニティプラザB室 電話:06-6264-9800
(地下鉄堺筋線「堺筋本町」下車、徒歩5分 )
http://www.b-platz.ne.jp/contents/map/map.php
●資料代 一般 : 1000円 CASA会員 : 500円
●申込み 参加を希望される方は3月26日までに下記までご連絡ください。
●主 催 特定非営利活動法人
地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)
〒541-0041 大阪市中央区北浜1-2-2 北浜プロボノビル1F
TEL:06-6203-2050(平日11時〜17時)
FAX:06-6203-2051
E-mail: casa@netplus.ne.jp