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今から約180年前、フランスの数学者フーリエは、太陽から地球に届くエネルギーから地球の平均気温を検討し、実際の気温よりも低いことを発見し、地球から放出される赤外線が宇宙に逃げて行くときにそれを妨害する何かのメカニズムがあるのではないかと考えました。これが「温室効果」を理論的に予測した最初のものです。
1865年、アイルランドの物理学者のチンダルが、フーリエが提唱した温室効果を実験的に確かめ、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、水蒸気(H2O)には温室効果があることを発見しました。
1896年、スウェーデンの物理化学者アレニウスは、石炭などの消費によってCO2排出が増え、それによって気温上昇が引き起こされるとし、もしCO2量が2倍になった場合、5~6℃の気温上昇が起こると予測しました。
実際に大気中のCO2濃度の観測が始まったのは1958年です。アメリカの化学者キーリングはハワイ島の4150mのマウナロア山頂でCO2濃度の測定を行い、この観測結果から大気中のCO2濃度が季節的な周期変動すること、また年々増加していることを初めて明らかにしました。このグラフはキーリング曲線を言われます(下図)。
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